2026.01.05
【浮気調査の流儀】興信所と探偵事務所、その違いと選び方|金沢・富山の老舗探偵が解説

「夫の浮気調査を依頼したいけれど、『興信所』と『探偵事務所』、どちらに行けばいいの?」
「興信所の方が、なんだか堅くて安心できそう?」
「探偵の方が、尾行とか上手そう?」
インターネットで検索を始めると、似たような業種なのに名前が違うことに気づき、戸惑われる方も多いのではないでしょうか。
一生に一度あるかないかの依頼です。少しでも信頼できる場所に頼みたいと思うあまり、その「看板の名前」に迷わされてしまうのは無理もありません。
しかし、長年この業界に身を置く私から、結論を申し上げます。
現代において、「興信所」か「探偵」かという名前の違いだけで、依頼先を決めてはいけません。
今日は、意外と知られていない両者の歴史的な違いと、法律上の位置付け、そして何より大切な「浮気調査を成功させるための正しい選び方」について、詳しく解説いたします。
歴史を紐解く。「企業」の興信所、「個人」の探偵
そもそも、なぜ2つの呼び名が存在するのか。それは、かつて両者が担っていた「役割」と「得意分野」が明確に異なっていた頃の名残です。
興信所企業の信用を守る「データ収集のプロ」
興信所のルーツは、明治時代まで遡ります。主な業務は、銀行や企業からの依頼を受け、取引先の支払い能力や経営状態を調べる「信用調査」、あるいは雇用予定者の経歴を調べる「雇用調査」でした。
そのため、得意としていたのは「聞き込み」や「データ収集」。対象者に気づかれないように尾行するよりも、周囲から情報を集め、書類としてまとめる能力に長けていたのです。昔ながらの興信所が「堅い」イメージを持たれるのは、顧客が企業中心だったからと言えます。
探偵事務所個人の秘密を守る「実地調査のプロ」
一方、探偵事務所は、個人の依頼者からの相談を中心に発展してきました。「配偶者の浮気調査」や「家出人の捜索」、「素行調査」などです。
ここで求められるのは、動く対象者を追いかけ、決定的な瞬間を捉える「尾行・張り込み・撮影」の技術です。データではなく、現場での「行動記録」こそが商品であり、探偵=尾行というイメージはここから来ています。
現代の真実。法律上は「まったく同じ」存在

「じゃあ、浮気調査は探偵事務所に頼むのが正解なのね?」と思われたかもしれません。しかし、話はそう単純ではありません。
時代の変化と共に、その垣根は限りなく低くなり、現在では法的に区別されていないのです。
事実探偵業法による統一
2007年(平成19年)に「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」が施行されました。この法律では、「他人の依頼を受けて、特定人の所在や行動を調査し、報告する業務」を行う者を、すべて「探偵業者」と定義しています。
つまり、看板が「〇〇興信所」であっても「〇〇探偵社」であっても、あるいは「〇〇リサーチ」「〇〇調査室」であっても、公安委員会に届け出(現在は標識の掲示)を行い、同じ法律の下で営業している全く同じ存在なのです。
実態ボーダレス化する業務内容
現在では、「興信所」という名前でも個人の浮気調査をバリバリこなす業者もあれば、「探偵社」と名乗りながら企業調査やデータ調査をメインにしている業者もあります。
もはや、屋号(名前)だけで、その事務所の得意分野を判断することは不可能になっているのが現実です。
浮気調査を頼むなら。「名前」ではなく「得意分野」を見よ
では、数ある業者の中から、浮気調査の依頼先をどう選べばいいのでしょうか。
答えはシンプルです。看板の名前ではなく、「浮気調査に必要な技術(行動調査スキル)」を持っているか、その一点を見極めてください。
基準1「行動調査」の実績と機材
浮気調査の核心は、ラブホテルに出入りする瞬間などの「動かぬ証拠」を撮ることです。これには、高度な尾行技術と、暗所でも鮮明に撮影できる特殊機材が不可欠です。
ウェブサイトや面談で、以下の点を確認してください。
- 浮気調査の具体的な解決事例が豊富に掲載されているか。
- 調査に使用するカメラや車両などの機材を、自信を持って公開しているか。
- 「データ調査」ばかりを強調していないか。
基準2面談での「報告書」確認
最も確実な見極め方は、面談時に「サンプル報告書」を見せてもらうことです。
もし、その業者がデータ収集型の(旧来の興信所的な)調査しかしていなければ、写真が少なく、文章ばかりの報告書が出てくるかもしれません。裁判で勝てるのは、分刻みの行動記録と、鮮明な証拠写真がセットになった報告書だけです。これを出せる業者こそが、名前に関わらず「浮気調査のプロ」なのです。
桂木紀子探偵事務所のスタンス
最後に、手前味噌になりますが、私どものスタンスをお話しさせてください。
私たちは「探偵事務所」という名を冠しておりますが、実は「興信所」としての情報収集能力と、「探偵」としての行動調査能力、その両方を高いレベルで兼ね備えていると自負しております。
なぜなら、浮気調査においては、ただ写真を撮るだけでなく、相手の身元(住所、勤務先、家族構成など)を特定する「情報収集」もまた、慰謝料請求のために不可欠だからです。
現場での「尾行力」と、独自のネットワークを駆使した「調査力」。このハイブリッドな技術こそが、複雑化する現代の不倫問題を解決に導くための、最強の武器になると確信しています。
一人で戦わないで。まずは胸の内をお聞かせください
「興信所」か「探偵」か。名前に迷う必要はありません。大切なのは、あなたの悩みを解決してくれる「実力」があるかどうかです。
私たちは、金沢・富山の地で長年培ってきた経験と実績で、あなたの信頼にお応えします。どちらに頼めばいいか分からず立ち止まっているなら、まずは一度、私たちにご相談ください。
「興信所と探偵事務所の違いと選び方」のまとめ
今日、私がお話ししたことを、もう一度心に留めておいてください。
- かつては「興信所=企業・信用調査」「探偵=個人・行動調査」という棲み分けがあった。
- 現在は法律(探偵業法)上の区別はなく、どちらも同じ「探偵業者」である。
- 屋号(名前)だけで判断せず、その事務所が「何を得意としているか」を見極めること。
- 浮気調査を依頼するなら、尾行や撮影といった「行動調査」のスキルと機材が必須。
- 契約前に必ず「報告書のサンプル」を確認し、現場写真の質をチェックする。
あなたが必要としているのは、名前ではなく「結果」のはずです。確かな証拠を掴み取るために、賢明な選択をしてください。
ご相談は無料です。あなたの状況を冷静に分析し、最も確実な道筋をご提案させていただきます。



