2026.02.09
【浮気調査の流儀】自分でできる浮気調査7つの方法と、その限界・法的リスク|金沢・富山の老舗探偵が解説

「探偵に頼むと費用が高いから、まずは自分で調べてみたい」
「夫のスマホを見れば、何か証拠が出てくるはず」
そう考えて、ネットで「浮気調査 やり方」「GPS アプリ」と検索されている方も多いのではないでしょうか。
確かに、今は便利なアプリや小型のGPSが安く手に入る時代です。プロに頼まなくても、ある程度のことは自分で調べられるかもしれません。
しかし、長年この現場にいる私から、一つだけ強い警告をさせてください。
素人による自己流の調査は、一歩間違えると「違法行為」となり、逆にあなたが訴えられるリスクがあります。さらに最悪なのは、調査が相手にバレてしまい、警戒心MAXの状態になってしまうことです。こうなると、私たちプロでも手の出しようがなくなります。
今日は、自分でできる代表的な7つの調査方法と、それぞれの「法的リスク(合法か違法か)」、そして限界について、プロの視点で解説します。
リスク小~中。日常の中でできる調査方法(4選)
まずは、比較的リスクが低く、法的な問題も起きにくい方法です。
これらは決定的な証拠(不貞の証明)にはなりにくいですが、言い逃れを防ぐための「外堀を埋める材料」としては有効です。
1財布と明細のチェック
【リスク:低】
夫が寝ている間や入浴中に、財布の中身を確認します。
普段行かないエリアのコンビニのレシート、映画の半券、ラブホテルのポイントカードなどがないか。また、クレジットカードの利用明細(WEB明細含む)も重要です。
夫婦の共有財産の管理という名目であれば、明細を見ることは法的に問題になりにくいですが、勝手にIDを使ってログインする行為は注意が必要です。
2車内の痕跡チェック
【リスク:低】
車は証拠の宝庫です。以下のポイントをチェックしてください。
- 助手席のリクライニング位置や前後スライドの位置が変わっていないか。
- カーナビの「走行履歴」や「検索履歴」。
- ダッシュボードやドアポケットのゴミ(飲食店のレシート等)。
- 走行距離メーター(オドメーター)の数値(異常に増えていないか)。
3スマホの「通知」チェック
【リスク:中】
ここから少しリスクが上がります。
スマホのロックを勝手に解除して中身を見るのはリスクが高いため、まずは「ロック画面の通知(ポップアップ)」だけを確認します。
LINEの通知で「〇〇:昨日は楽しかったね」といったメッセージや、マッチングアプリのアイコンが表示されていないか。これを見るだけなら、不正アクセスには当たりません。
4スケジュールと行動の照合
【リスク:低】
「今日は残業だ」と言っていた日に、給与明細の残業時間が増えていない。「出張」と言っていた日に、ETCカードの履歴が全く違う方向になっている。
こうした「矛盾」を見つけることは、言い逃れさせないための強力な武器になります。
リスク大。法に触れる可能性がある調査方法(3選)

ここからは、ネット上ではよく紹介されていますが、実際には法的なリスクが非常に高い危険な方法です。
5GPSの発信機・アプリ
【リスク:大】
「車にGPSを仕掛けて追跡する」。よくある手法ですが、合法なのは「同居しており、かつ夫婦共有財産の自家用車」の場合のみです。
もし、別居中の相手の車や、相手の鞄、服のポケットなどに勝手にGPSを仕込む行為は、プライバシー侵害で慰謝料請求されたり、ストーカー規制法に抵触したりする恐れがあります。
6ボイスレコーダー(盗聴)
【リスク:大】
自宅のリビングや寝室にレコーダーを仕掛けることは、自宅内であれば許容されるケースが多いです。
しかし、「浮気相手の自宅」に侵入して仕掛けるのは論外(住居侵入罪)ですし、別居先の夫の部屋に勝手に入って仕掛けるのも刑法(住居侵入等)に触れる可能性があります。
7スマホのロック解除・中身の閲覧
【リスク:特大】
最もやりがちで、最も危険なのがこれです。
勝手にパスワードを解除してLINEやメールを見る行為は、民事上の「プライバシー権の侵害」となり、逆にあなたが慰謝料を請求される可能性があります。
さらに、「浮気調査アプリ(ケルベロス等)」を相手の許可なく勝手にインストールする行為は、不正アクセス行為の禁止等に関する法律や、不正指令電磁的記録供用罪という刑事罰(犯罪)に問われる可能性があります。
「浮気の証拠を掴むため」という正義感があっても、犯罪者になってしまっては元も子もありません。
素人調査の「限界」と最大の「失敗」
リスクを冒して自分で調査をしたとしても、実は得られる成果には限界があります。
限界証拠能力の低さ
苦労して入手した「親密そうなLINEのスクショ」や「GPSの移動履歴」。これらは浮気の状況証拠にはなりますが、裁判で「不貞行為(肉体関係)」を立証する決定的な証拠としては弱いと判断されることが多いです。
裁判官を納得させるには、「ラブホテルに出入りする鮮明な映像・写真」が必要不可欠なのです。
失敗バレたら終わり
素人の調査における最大のリスクは、「相手にバレること」です。
不慣れな尾行で見つかったり、スマホを盗み見ている姿を見られたり…。一度でもバレれば、相手は警戒心を最大レベルに引き上げます。
スマホに強固なロックをかけ、行動パターンを変え、証拠を隠滅する。こうなると、後からプロの探偵に依頼しても、調査の難易度と費用が跳ね上がるか、最悪の場合は調査不可能になります。
リスクを冒して「犯罪者」にならないで
あなたはパートナーに裏切られた被害者です。それなのに、無理な調査をして法律を犯し、加害者(犯罪者)になってしまうことほど、悲しいことはありません。
自分でできるのは、あくまで「リスクの低い範囲での情報収集」までです。決定的な瞬間を押さえる危険な作業は、法的な訓練を受けたプロである私たちにお任せください。
安全に、確実に、そして合法的に。あなたの未来を守るための証拠を、私たちが責任を持って収集いたします。
「自分でできる浮気調査」のまとめ
今日、私がお話ししたリスクを、もう一度心に留めておいてください。
- レシートや明細、車内の痕跡チェックは、リスクが低く有効な情報源になる。
- 相手の車や持ち物に勝手にGPSを仕掛ける行為は、違法となるリスクがある。
- スマホのロック解除やアプリの無断インストールは、犯罪(不正アクセス等)になる恐れがある。
- 自力で集めた証拠は、裁判では「決定的証拠」として認められないことが多い。
- 調査がバレて警戒されるのが最大のリスク。決定的な場面はプロに任せるのが鉄則。
「これってやっても大丈夫?」と迷ったら、実行する前にまずご相談ください。
ご相談は無料です。あなたの状況を冷静に分析し、最も確実な道筋をご提案させていただきます。



